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ロードバイクやクロスバイクというと、速く走ることができる自転車だというイメージが強いはずです。自転車レースに出場してタイムを競ったり、サイクリングロードを時速30kmを超えるスピードで走るというイメージは間違っていませんが、速く走るだけでなく、他にも様々な楽しみ方があるのです。

ロードバイクやクロスバイクはママチャリと呼ばれるシティサイクルに比べ、はるかに快適に乗ることができる自転車です。車体そのものの重量が軽いためペダルを漕ぐ力が少なく済み、シティサイクルと同じ体力を使ったとしても遠くまで移動できるのです。また、タイヤが細く転がり抵抗が少なかったり、前傾姿勢になるため空気抵抗が減ることも快適に乗ることができる理由です。

このように、ロードバイクやクロスバイクは快適に移動できる乗り物であるため、走ること自体が楽しくなるのです。そして、走ることに加え目的を設定することで様々な楽しみ方ができるのがロードバイクやクロスバイクなのです。

目的として街乗りやポタリング、ロングライドやサイクリングイベントへの出場などが挙げられ、日常生活を便利にしたり、趣味の幅を広げるといったことができます。

日常の街乗りとポタリングを楽しむ

ポタリングとは、自転車に乗って観光を楽しむことです。
ロードバイクやクロスバイクに乗っていると、数十kmという距離は簡単に移動できる距離になるため行動範囲が広がります。自宅から離れた場所で景色を眺めたり、名所を散策したり、ご当地グルメを味わうといった楽しみ方もできるのです。

自宅の近くに観光地が無くても、春には桜の開花を見て、夏に池や湖などの水辺を訪れて涼を取り、秋には紅葉を写真に収めるなど四季を肌で感じられるのもポタリングの魅力なのです。地元で人気のグルメスポットに行くことを目的にするのもおすすめです。

街乗りもポタリングの一種だと言えます。街中で複数の店を巡ってショッピングをしたり、自宅から駅までの道のりを移動する街乗りにはクロスバイクが最適です。クロスバイクはタイヤが太いため路面からの突き上げが少なく、疲労が溜まりにくくなります。さらに、街乗りでは信号待ちなどで停止することが多いことが難点ですが、多段ギアによって漕ぎ出しが軽いためストップアンドゴーの繰り返しも苦になりません。

しかし、シティサイクルとは異なりカゴが付いていないため、荷物を運ぶにはリュックやショルダーバッグが必要になります。

長距離を走るロングライド

bike-924153_640ロードバイクやクロスバイクに乗り慣れてきたら、是非挑戦したいのがロングライドです。
ロングライドとは100kmを越える距離を自転車で走ることで、街中では感じることができない自然を感じることができ、まるで小旅行をしているかのような気分でサイクリングを満喫できる楽しみ方です。

100km以上の長距離を走る場合、クロスバイクよりロードバイクの方が向いています。ロードバイクはドロップハンドルを装備しているため、フラット部分やブラケット部分などハンドルを持つ位置を頻繁に変えることができます。そのおかげで腕の疲労が軽減されるのです。

また、ロングライドに挑戦するときは、事前の準備が非常に重要です。食事を取らずに走り続けると急激に体内のエネルギーが奪われ、ハンガーノックという低血糖状態になってしまうのです。手軽に食べられるおにぎりや栄養補助食品などを常に持ち運ぶようにするべきです。また、怪我などにより走行できなくなった場合に備えて、輪行袋を用意しておけば電車で帰宅できます。

こういった準備を怠ると体力の低下によって事故を起こしてしまったり、長距離を走ったにも関わらず自宅に帰れなくなるという事態が発生する可能性があります。万全の準備を整えてロングライドに挑むようにしましょう。

サイクリングイベントに参加するという楽しみ方

現在ではロードバイクやクロスバイクに乗ることが一般的になっており、全国各地でサイクリングイベントが開催されています。
イベントには富士山や八ヶ岳といった登山で有名な山々を登るヒルクライムイベントや、淡路島や佐渡島、さらには琵琶湖などを一周するロングライドイベントなどがあります。こういったイベントに参加することもロードバイクやクロスバイクの楽しみ方の一つなのです。

おすすめなのはヒルクライムイベントです。一つのイベントに数千人が参加するほど人気があり、参加者は小学生から還暦を過ぎた方まで幅広いのが特徴です。

ヒルクライムは山を登るコースなので速度が出ず、参加者が固まらないため集団走行になりません。そのため、レースと違って事故が発生する危険性が低く、初心者でも楽しめるのです。山頂に到達したときの達成感が最大の魅力で、自転車に乗ることでしか味わえない楽しみ方だと言えます。ゴール後には軽食が用意されていることが多く、地元グルメを味わうこともできます。

また、ロードバイクやクロスバイクは車体の重量が軽いので登坂に向いていることもポイントです。自転車本来の性能を最大限に引き出せるのがヒルクライムイベントなのです。