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ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車は、相当な長距離を楽に走るために向いています。自転車は燃費効率が抜群に良い乗り物ですから、100kmほどの長距離でも快適に走れる特性を持っています。逆に言えば、あまりに短い距離では有効な有酸素運動にならないために、カロリー消費量が足りなくなります。

体重が65kgほどの標準的な体型の男性であれば、1時間の平均速度が20kmほどで走れば、400キロカロリーほどは消費できます。平均速度が25km以上になれば、カロリー消費量が飛躍的に増えます。クロスバイクを利用しても、十分な距離を走ればエネルギー消費が大きくなります。最初のうちは短い距離しか走れないのが普通ですが、体力がついてくれば、過酷なヒルクライムにも耐えられるほどの肉体に変化します。

ロードバイクもクロスバイクも、運動にとって無駄のない体勢で走れることも重要です。高いサドルの状態で、ハンドルは低い位置にあるため、自然と前傾姿勢になります。前傾姿勢の状態で漕ぐことによって、お尻やお腹のインナーマッスルも鍛えることができます。有酸素運動で脂肪を燃焼させながら、同時に腓腹筋や大腿四頭筋までも鍛えられます。

サイクリングを行う前に必要な準備

かなりの長い距離を走ることになりますから、事前には入念な準備が必要です。出先でのパンクなどのトラブルに備えて、携帯用のポンプや工具は必ず持っていきます。工具は六角レンチとタイヤレバーを用意して、スペアチューブと一緒にしてサドルバックに入れておきます。

運動中の水分補給を行うために、ボトルケージをロードバイクやクロスバイクの車体フレームに装着しておきます。携行食を持参するのは登山と同じですが、乗車中でも食べやすいものを持っていきます。おすすめなのは、糖分や食物繊維が豊富で食べやすい羊羹です。携行食は1時間ごとに食べるようにして、サイクリング中のハンガーノックを予防します。

最初の準備として大切なことには、サイクルコンピューターを設置することが挙げられます。サイクルコンピューターがなければ、走行距離や平均速度も分かりません。高性能な製品であれば、心拍数や消費カロリーも表示されます。ロードバイクやクロスバイクは、かなりの高速で走れる自転車ですから、安全のためにヘルメットも用意しておきます。サングラスは強力な紫外線から目を守ると同時に、虫が目に入るのを防ぐためにも役立ってくれます。

サイクリングで有酸素運動をするための場所

cycling-655565_640サイクリングで常に一般道を走っているようでは、信号が多くて継続的な運動が行えません。そのため、ロードバイクやクロスバイクの愛好家は、長距離のサイクリングロードを必ず利用します。ダイエット目的でロードバイクに乗る人も、自転車専用の道路を使ったほうが、カロリー消費の効果を高めることができます。

全国の川沿いでは、堤防の上や河川敷を利用して、サイクリングロードが設けられています。大河川の中流から下流にかけては勾配も緩いために、坂道が苦手な人でも安定して漕ぎ続けることができます。ロードバイクに代表されるスポーツ自転車は、マウンテンバイクを除いて悪路を苦手としていますから、長大な舗装路がある場所を常に求める必要があります。

一般道を走る場合には、歩道では十分な運動ができません。歩道では徐行が原則ですから、ロードバイクのようなスポーツバイクは、車道を走るのが常識です。車道であっても、あまりにも交通量が多い場所は避けることが大切です。自転車は狭い道も楽に走れるため、危険な大通りを避けて、細い道へ迂回すると安全です。毎日のように自転車通勤をする人であれば、車道の走り方も心得て、無意識のうちに有酸素運動をしています。

サイクリングの有酸素運動を飽きずに続けやすい理由

ロードバイクもクロスバイクも、慣れるまで乗り続ければ、ダイエット効果も相乗的に高まっていきます。ところが、途中でやめてしまえば元のような体質に戻ってしまいます。運動をやめてしまえばリバウンドをするのは仕方ないことですが、ロードバイクは挫折しにくい乗り物でもあります。そして、長く行っても飽きにくい特性も持っています。

途中で挫折しにくいわけは、足腰や内臓への負担が少ないためです。本当の意味で足腰に相当な負担がかかるようであれば、格段に燃費効率がよい乗り物にはなりません。効率が極めてよいために、頻繁に長距離を走っても、三日坊主でやめてしまうことがほとんどありません。飽きにくいのは、サイクリングは短時間で景色が素早く変化するためでもあります。常に風を切って走ることで、爽快感が持続するのも利点です。

ロードバイクやクロスバイクで運動をしていれば、カスタマイズの楽しさも分かるようになります。気分に合わせてジャージの種類を選んだり、運動中の休憩の楽しみもあります。有酸素運動としての成果は体の変化で実感しやすく、体調管理で活用しやすくなります。飽きずに続けていけば、ふくらはぎの筋肉が特に発達しますが、全体的には均整がとれた体型になります。